テント倉庫は「テント」という名称から仮設物と誤解されることがありますが、建築基準法上は原則として「建築物」として扱われます。
そのため、一定規模以上のテント倉庫を設置する場合には、一般建築物と同様に建築確認申請が必要となります。特に工場や物流施設の敷地内に設置する場合であっても、建築確認申請を省略できるわけではありません。
テント倉庫の設計では、主に次の法令が適用されます。
・建築基準法 ・建築基準法施行令 ・国土交通省告示第666号 ・国土交通省告示第667号
一般的な鉄骨造倉庫と比較すると、テント倉庫には専用の技術基準が整備されており、一定条件を満たす場合には構造設計上の緩和措置を受けることができます。
しかし、計画内容によっては告示667号が適用できず、告示666号による一般的な膜構造建築物としての設計が必要になるケースもあります。
確認申請の可否や適用告示の判断は、事業計画初期の段階で整理しておくことが重要です。